ルーレットは賭け方によって勝率は変わっても期待値は変わらない
ルーレットには様々な賭け方があるので、どのようにして賭けるのが一番期待値が高いのだろうかと思う人もいるかも知れませんが、これは計算をしてみるとどれも同じなので悩むことはありません。 ルーレット以外のゲームであれば、高配当の賭け方ほど期待値が下がる傾向にあり、逆に配当が少ないものほど計算をしてみると有利になっている傾向があります。 それだけにルーレットも同様に、低配当のほうが勝ちやすいと勘違いしてしまうこともありますが、どれを選んでも同じですから、難しく考えなくて大丈夫です。 ひとつ注意をしておきたいことは、当たり前の話ではありますが期待値と勝率はまた別物なので、その点は勘違いしないようにましょう。
勝率が高いと配当が少なく勝率が低いと配当が高い
ルーレットに限った話ではありませんが、カジノのゲームの基本として勝率が高いものほど配当は少なく、低いものほど多くなっています。 ルーレットで言えば、赤黒賭けであったり奇数偶数賭けがこれにあたり、勝つ確率は大体五分五分と言ったところで、当たれば賭け金が倍になって返ってきます。 最も当たりづらい賭け方は一つの数字に賭けるものですが、これは盤面に37個の数字があるものであれば、1/37で当たることになり、当たった場合には賭け金が36倍になります。 前者は当たりやすい分配当も少ないので長く続けていれば少しずつ負けが積もって行くことになり、後者は逆に当たりにくいかわりに配当が大きいので、どこかで当たれば挽回しやすい賭け方と言えるでしょう。
大きく勝つなら倍率の高い賭け方
基本的にはどのような賭け方をしても、期待値は計算上同じですから、長く続けるのであれば賭け方による差は生まれないことになります。 これは言い換えれば短期的に見たときには、差が出得る可能性があるということです。 爆発力のおとなしい賭け方では大勝ちが難しいので、十分な勝ちを得る前に確率が収束して負けてしまうことになります。 それに対して爆発力がある賭け方で、運良く早い段階で大当たりを引くことができれば、そのまま勝ち逃げをすることができるというわけです。 期待値は同じであったとしても、大勝ちをしてそのまま勝ち逃げをできる可能性を考えると、倍率の高いものを選ぶのが良いでしょう。 ただし、この方法は大勝ちの可能性を秘めていると同時に、惨敗を喫する可能性がある方法であることは忘れてはなりません。
ルーレットには様々な賭け方があるだけに、期待値的により有利な賭けはどれか頭を悩ませてしまいがちですが、計算上はどれも同じですから、余計なところで悩む必要はありません。 それでも勝ちたいのであれば、確率のゆらぎが大きくなる倍率の高い賭け方を中心とすれば、勝つ可能性が見えてきます。