ルーレットを楽しむための戦術
自分で好きな場所に賭けることができるのがルーレットの楽しさですが、利益を上げるための戦術やセオリーも存在します。玉が落ちる場所を当てればよいだけの簡単なルールであるために、戦術もそれほど複雑な種類のものが多くないのが特徴です。セオリーに従って賭ければ利益をあげやすくなる場合もありますが、必ずしもセオリー通りにゲームの結果が出ないのが面白いところでもあります。確実に利益をあげる、昔から多くの人がさまざまな戦術を開発してきましたが、どれも賭け方に特徴を持っています。ダランベール法やマーチンゲール法などの戦術が特に有名なもので、選ぶ方法によっては多くの手持ちの資金が必要になる場合もあります。
有名な戦術であるマーチンゲール法
ルーレットで遊ぶ多くの人が実践している人気のある戦術の一つがマーチンゲール法です。これは、賭け金の最小単位をあらかじめ決めておき、ゲームの結果に合わせて賭け金を変化させる方法です。この方法の特徴は、ゲームに負けたときに、次のゲームの賭け金を前回の倍の額にすることです。基本の最小単位を1ドルに設定しておいた場合は、初回のゲームに負けた後の賭け金は、倍の2ドルになります。2回連続で負けた場合には、さらに賭け金を倍にし、1ドルから始めた場合には4ドルの賭け金をベットします。この戦略を実践することの大きなメリットは、一度でも勝利すればそれまでの負けた分を一度で取り戻すことができることです。
赤と黒のポケットのセオリー
ルーレットで遊ぶ人によく知られているセオリーとして、赤と黒のポケットに関するセオリーがあります。ヨーロッパスタイルのルーレットには37ヶ所にポケットがつけられていますが、そのうちの36ヶ所が赤か黒のものです。そのためにセオリー通りに考えれば、非常に高い確率で赤か黒に玉が落ちることになるのですが、このセオリーを応用した戦略が、赤と黒のいずれかだけに賭ける方法です。ゲームに勝利しても賭け金は2倍になるだけですが、方法によっては勝つ可能性を大きくあげられる場合もあります。一般的によく知られているセオリーが、連続で赤か黒の一方のポケットに落ちたときの賭け方です。数回連続で赤のポケットに落ちれば、次のゲームで黒に落ちる可能性が高くなり、連続して落ちた回数が多くなるほど、さらに確率があがると言われています。
ルーレットは好きな場所に賭けられるのが面白いところですが、勝率をあげるための戦術やセオリーも存在します。マーチンゲール法は昔からおこなわれてきた人気のある戦術で、ゲームに負けるごとに賭け金を倍にしていく方法です。自分に合った戦術を見つけることで、ゲームをより楽しむことができます。